ワン・イーボーら主演映画「長空之王」、不正行為の映画館7カ所で上映停止

Record China    2023年5月4日(木) 12時0分

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中国本土で4月28日に公開され大ヒットとなっている映画「長空之王」の公式微博アカウントが5月2日、ルール違反があった映画館7カ所の上映権を停止したことを発表した。

中国本土で4月28日に公開され大ヒットとなっている映画「長空之王」の公式微博アカウントが5月2日、ルール違反があった映画館7カ所の上映権を停止したことを発表した。

同アカウントは2日に声明を出し、「映画館によるルール違反行為を抑止すべく封切り前から警告を行ってきたにもかかわらず、残念ながら5月2日現在で観客からの告発、オフラインでの調査、スタッフのパトロール、第三者モニタリング機関などから得た情報により、7カ所の映画館でルール違反行為があったことが確認された」とし、広東省内の6カ所、山東省内の1カ所の計7カ所に対し、上映データを取得するのに必要な暗号キーの配布を停止するとともに、損害賠償を求める権利を留保すると発表したことを伝えた。

同作品は中国の人気若手俳優ワン・イーボー(王一博)らが出演することで封切り前から注目を集め、4月28日の封切りからわずか3日間で興行収入2億元(約39億円)を突破したと報じられている。

人気映画を巡る映画館の不正問題が浮上したことについて、中国のネットユーザーは「違反行為に対する素晴らしい対応だとおもう」「ひどい。絶対に許してはいけない」「作品側が合法的な権利を守ることを支持する」「映画市場の繁栄維持は、みんなが負うべき責任」「不正を働いている別の映画館の見せしめになるといいな」など、作品側の姿勢と行動を強く支持するコメントが多く寄せられた。また、処分対象の映画館の大半が広東省だったことから、同省のネットユーザーからは「地元の恥さらし」という声も聞かれた。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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