ホテルが「ロビーのソファーで寝る」宿泊プランを販売=中国ネット「狂ってる」「一人なら…」

Record China    2023年4月26日(水) 15時10分

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中国でメーデーの連休を前にホテル需要が増す中、浙江省台州市のホテルが「ロビーで寝る」宿泊プランを販売し、物議を醸した。資料写真。

中国でメーデー(労働節)の連休を前にホテル需要が増す中、浙江省台州市のホテルが「ロビーで寝る」宿泊プランを販売し、物議を醸した。

中国ではコロナ収束により旅行需要が高まっており、メーデーの連休には中国各地のホテルの宿泊価格が2~3倍にまで高騰。それでも満室が続出する状態となっている。そうした中、台州市のホテルが5月1~2日分として99元(約1900円)で「ロビーのソファーで寝る」と題する宿泊プランをネット上で販売した。

同プランはロビーに置かれた幅80センチのソファーベッドで寝るもので、朝食付き、2人なら夜に軽食がサービスされる。ホテルの担当者は「確かにそのプランはございます。ロビーのソファー(で寝るもの)です。入浴施設はありませんが、(ロビーに設置されている)共有のテレビはあります」などと説明した。

しかし25日夜に同プランがサイトから削除されていたため、現地メディアがホテルに確認すると「すでになくなりました。おそらくどなたかが予約されたのだと思います。ロビーにソファーは数えるほどしかありませんので」と回答。ただ、同ホテルの「完売プラン」リストの中に同プランは含まれていなかったという。

中国のネットユーザーからは「狂ってる」「節操がないな」「次は50元(約960円)で床に寝るプラン、30元(約580円)で入り口前で寝るプラン…」「ネカフェに泊まる方が良いよ。個室もあるし」「ホテルが狂ったのか、それとも観光客が狂ったのか」「そうまでして行かなければならない旅行なの?」「もう家でゴロゴロしていた方が良くない?」など、否定的な声が相次ぐ一方で、少数ながら「正直言うと一人なら泊まりたい。だいぶ安く上がるから」という意見もあった。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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