Record China 2023年4月25日(火) 22時0分
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羽生結弦さんのファンである中国人コラムニストが24日、「美しさの極み、進化が止まらない!羽生結弦のこのプログラムは本当に美しく白鳥になった」と題するコラムを掲載した。
フィギュアスケーターの羽生結弦さん(28)のファンであるコラムニストが24日、「美しさの極み、進化が止まらない!羽生結弦のこのプログラムは本当に美しく白鳥になった」と題するコラムを、中国のポータルサイト・百度(バイドゥ)に掲載した。
コラムはまず、「羽生結弦のスケートは美しいとよく言われるが、一体どこが美しいのか。私が思うのは彼が常に進化し続けているということ」と言及。「『プロローグ』、『GIFT(ギフト)』、『Notte Stellata(ノッテ・ステラータ)』と、昨年11月から現在まで新しい領域に挑戦しつつ、すべてが大会仕様の構成ながらほとんどがノーミス。これは、彼の体力と技術が今なおピークにあり、さらにそれを上回るレベルになっていることを物語っている」と評した。
その上で、羽生さんの進化は個別のプログラムの細部にも見られると指摘。今年3月のアイスショー「Notte Stellata」のオープニングプログラム「星降る夜」を挙げ、「よく見るといくつかの“更新”を発見することができる」とした。
コラムは同プログラムについて「ジャンプは少なく、フィギュアスケートの滑りや回転の美しさを体現したプログラム」とし、「全体では(ジャンプは)トリプルアクセル(3A)1本とディレイドアクセル1本しかないが、彼はこの2本のジャンプを改良した」と説明。3Aの後に十数回転するツイズルを入れ、ディレイドアクセルでは片手を頭上に上げるように変更したことで、「より優雅になり、音楽も際立つようになった」と評価した。
そして、「こうした変化には技術と能力が必要なのは言うまでもないことだ。フィギュアスケートのジャンプは精密にデザインされているため、わずかでも姿勢が変わるとジャンプの完成度に影響を与える」とし、「彼の今のジャンプはまさに『跳ぶだけでなく美しく跳ぶ』という彼自身が求めていた理想の形そのものだ」と称賛した。
また、ジャンプのほかにも「指先まで美しい」と言われる手の動きを振り返り、「彼の両手両腕は本当に白鳥の翼になった」と言及。「わずかな時間の中で、夜の星空の下で傷ついた白鳥がどのように生まれ変わり、羽を広げ、羽ばたき、飛んでいくかという姿を、リンクという湖面の上で繊細かつリアルに表現している」と評した。
そして、「何度も見てきたプログラムではあるが、最新バージョンの繊細な美しさは見る者に胸いっぱいの感動を与える」とし、「彼は夜の星に導かれて羽ばたく白鳥のように、ルールの縛りを脱し、彼だけが持つ美しいスケートを携え、さらに高いところへ飛んで行ったのである」と結んだ。(翻訳・編集/北田)
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