日本の今年のゴールデンウィーク（GW）が最長で9連休になることに、中国のネットユーザーらから羨望の声が上がっている。

中国メディアのVista看天下は23日、「日本の5月のGW連休は最長で9日に」と題し、「日本にはメーデー（労働節）の連休はないが、5月初めに4日間の祝日がある。通常は、日本の人々は有休休暇などを利用して（挟まれた平日を休みにして）GWにする」と説明。「今年は、5月1日、2日を休みにすれば、最長で9日という豪華な大型連休にすることができる」とし、旅行大手JTBが、今年のGWに日本国内を旅行する人は前年比53％増の2450万人に上り、コロナ前の水準にまで回復するとの見通しを出したことを伝えた。

中国ではこのほかにも、複数の微博（ウェイボー）アカウントが「日本は最長9連休」だと紹介しており、ネットユーザーからは「うらやましい！」「これ（GW）だけで中国の1年分の祝日休みに相当」「やめてくれ。目に悪い」「傷ついたぞ」「デマだ、デマに違いない！」「何を目的にこういうニュースを流すわけ？」「削除希望」「われわれに“黄金週（GW）”などない」「中国はどう頑張っても5連休が限度」「中国ならこんなに休んだらその後の1カ月休みなしで働かなきゃいけなくなる」など、嫉妬や羨望の声が多数寄せられた。

また、「過去には10連休という時もあったな」「何がうらやましいって、日本には“調休”（休んだ代わりに土日に出勤すること）がないことだよ」「日本の連休中に日本に旅行に行ったことがあるけど、（人が多すぎて）自分をバカだと責め続けた」との声や、日本在住の中国人からは「私もこの2450万人のうちの一人になる。高速道路は何時間渋滞することになるやら」「（日本では）ホテルの宿泊料が高騰してるからなあ」「9連休だって？私日本にいるはずなのに（休みじゃない）」「学生は（5月）1日、2日は授業がある。教授が休講にしてくれないかな」などの声も上がっている。（翻訳・編集/北田）