俳優チャン・ルオユン（張若昀）と女優バイ・ルー（白鹿）が主演の人気中国ドラマ「警察栄誉」から、続編の脚本が完成し、番外編も誕生することが明らかになった。

昨年5月に国営テレビ・中央電視台（CCTV）と愛奇芸（iQiyi）で放送・配信をスタートした「警察栄誉」は、4人の新米警官の成長をユーモアタッチで描いた全38話の現代ドラマ。映画・ドラマ情報サイトの豆瓣（douban）では、ユーザー評価が8.5点と高得点をマークし、続編制作への期待も集まっている。

22日、ドラマやアニメ、ドキュメンタリーなど映像作品の制作に関わる約200社が参加するプロモーションイベント「2023首都電視節目春推会」が開幕。この催しで「警察栄誉」の脚本を担当した趙冬苓（チャオ・ドンリン）氏が、続編の初稿がすでに完成したことを初めて明らかにした。

趙冬苓氏の紹介によると、続編は「警察栄誉」のストーリーに沿って、同じく4人の新米警官が数々の事件に向き合い成長する姿を追ったもの。また、4人が勤務する「八里河派出所」で10年前に起こった出来事を描く番外編も存在し、全16話ほどの構成になるという。

「警察栄誉」の続編の話題にネットでは、前作に続いてオリジナルメンバーがそろって出演することを望む声が早くも上がっている。しかし、新米警官の1人を演じた俳優シュー・カイチェン（徐開騁）には昨年夏、女優2人との間でトラブルの話題が浮上し、間もなく公開の映画「長空之王」でも出演シーンが削除されたと報じられており、望みは薄いのではないかとみられている。（Mathilda）