2014年7月16日、シンガポール華字紙・聯合早報によると、中国人観光客が昨年1年間に世界各地の免税店で消費した総額は全体の約27％を占め、世界一となった。

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免税手続きサービスで世界最大手のグローバルブルーの最新報告では、ロシア人観光客は購入品数で最多となったが、消費額は全体の17％を占めて2位に。消費額3位はインドネシア人観光客の4％だった。

中国人観光客の免税店での消費額は2009年から2012年の間に2倍に増えたが、昨年はさらに前年比で20％増加した。中国人観光客が最も消費する海外はフランスで、次いでドイツ、シンガポールの順。購入した商品はファッショングッズが最も多かった。

グローバルブルーは「中国人はあっさりと『世界一お金を使う観光客』の栄冠を手にした。過去10年間の動向からみれば、中国人の消費額は今後も伸びていくが、そのスピードはここ数年に比べてゆっくりとしたものになるだろう」と分析している。（翻訳・編集/本郷）