ブラジルW杯、ピッチ上の王者はドイツ、経済効果の最大の勝者は中国―韓国メディア

Record China    2014年7月16日(水) 4時9分

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15日、韓国・朝鮮日報は、先ごろ閉幕したサッカー・ブラジルW杯について、「ピッチ上の王者は疑いもなくドイツだが、最も大きな経済効果を得たのは中国だ」と伝えた。資料写真。

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2014年7月15日、環球時報(電子版)によると、韓国・朝鮮日報は、先ごろ閉幕したサッカー・ブラジルW杯について、「ピッチ上の王者は疑いもなくドイツだが、最も大きな経済効果を得たのは中国だ」と伝えた。

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記事では、米ウォール街の経済学者の話として、「今大会は、サッカーボールや記念品の製造が中国企業に集中した。通信や大型スクリーン、太陽光発電などの分野でも中国企業がW杯関連の受注を一手に引き受けた」と指摘。「経済効果の面で言えば、今W杯の最大の勝者は試合に出場すらしていない中国だ」と伝えた。

今大会の会場では、中国最大手の太陽光発電メーカー「中国英利」の看板が目に付いた。

中国の鉄道車両メーカーで双璧をなす中国北車と中国南車も、現地の交通インフラ建設で受注を獲得している。

中国の通信設備メーカー大手・華為技術(ファーウェイ)が、全12競技場の通信インフラ建設を担当。また8競技場の建設現場に、中国の建設機械メーカー大手・三一重工業の製品が導入された。

大会の公式球「ブラズーカ」も、そのほとんどが広東省深センで製造されている。

浙江省義烏市の税関がまとめた統計だけでも、今年第1四半期(1−3月)に同税関からブラジルへ輸出された日用品は6422万ドル(約65億円)に達し、前年同月比15.8%増加した。

中国は、2009年に米国を抜いて、ブラジル最大の貿易相手国となっている。中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席の7月のブラジル訪問で、両国は50以上の分野で提携協定を結ぶとみられている。(翻訳・編集/NY)

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