22歳の中国人留学生が殺害される、容疑者は中国籍の男3人―タイ

Record ASEAN    2023年4月3日(月) 22時0分

拡大

タイで22歳の中国人留学生の女性が殺害され、遺体が遺棄された事件について、現地警察は容疑者が中国国籍の3人の男であることを明かした。

タイで22歳の中国人留学生の女性が殺害され、遺体が遺棄された事件について、現地警察は容疑者が中国国籍の3人の男であることを明かした。中国メディアの観察者網が3日付で伝えた。

1日、タイのサムットプラーカーン県バーンプリーのバナナの林近くで、バイクで通りかかった人が強烈な腐敗臭がしたことから側溝を確認したところ、遺体を発見した。報道によると、遺体はTシャツ姿で手足に縛られたような跡があり、体には複数の傷があった。警察は死亡してから3~4日が経過しているとみているという。

遺体は中国人留学生の金(ジン)さん(22)。金さんは一昨年からオンラインで授業を受けており、今年3月8日にタイに入国したばかりだったが、3月31日には担当教師から警察に金さんが行方不明になっているとの通報があった。

また、3月29日には中国にいる金さんの父親のチャットアプリに、金さんのアカウントから拉致された金さんの写真が送りつけられ、中国の口座に50万元(約970万円)を振り込むよう要求する連絡があったというが、父親は金さんの詳しい状況が確認できなかったため金は振り込まなかったという。

監視カメラの映像には、金さんを乗せて走る不審な車が映っていたが、車はレンタカーで3月30日には返却されていた。警察は現場の状況から、金さんは別の場所で殺害され、発見現場に遺棄されたとみている。

警察は捜査の結果、3人の中国籍の男を容疑者としたが、いずれも3月30日に中国へ出国していたという。(翻訳・編集/北田



※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携