Record China 2023年4月3日(月) 13時0分
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新海誠監督のアニメーション映画「すずめの戸締まり」が中国で10日連続の興行収入1位を記録した。
映画興行データ分析アプリ「灯塔専業版」によると、同作は3月24日に中国で公開から10日連続で同国の興行収入1位を維持している。同じ時期に注目作品が公開されていないことも関係しているようだが、それを差し引いても異例のヒットと言える。
4月2日までの累計興行収入は、5億5500万元(約107億円)となった。中国での日本アニメ映画の歴代興行収入1位は新海監督の「君の名は。」の5億7600万元だが、3日にもこの記録を更新する見通しだ。
一方で、同作の評価は賛否が割れているが、中国メディアは、日本アニメのコアなファン層と一般の観客との温度差や、特に10~20代の若い世代の共感を呼びやすい映画であることなどを理由に挙げている。
中国では、4月4日に「名探偵コナン ベイカー街の亡霊」が、4月20日に「THE FIRST SLAM DUNK(スラムダンク)」が、6月1日には「天空の城ラピュタ」がそれぞれ公開される予定で、「すずめの戸締まり」に続き日本のアニメ映画の快進撃が期待される。(翻訳・編集/北田)
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