WBC惨敗の韓国野球界、選手、球団、KBOまで問題続出=韓国ネット「プロ野球なんて廃止」

Record Korea    2023年4月2日(日) 20時0分

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31日、韓国・中央日報によると、韓国野球委員会(KBO)とマーケティング子会社KBOPのオフィスが家宅捜索を受けた。

2023年3月31日、韓国・中央日報によると、韓国野球委員会(KBO)とマーケティング子会社KBOPのオフィスが家宅捜索を受けた。

ソウル中央地検は31日午前、ソウル市江南(カンナム)区のKBOを家宅捜索した。対象者は中継権などの事業を担当する子会社KBOPの幹部Aで、昨年、背任収賄容疑で調査を受けた人物だという。当時は嫌疑なしとの結論が出たが、捜査が再開され、金品などを受け取ったことが明らかになったとみられる。

29日には、起亜タイガースのチャン・ジョンソクGMが所属選手に対し契約延長を巡り裏金を要求していた疑惑が浮上し、解任された。チャン氏は昨年、同球団に所属していたパク・ドンウォン選手(現LGツインズ)と契約延長について協議した際、契約額を上げる代わりに一部の金額を自分に渡すよう提案したという。パク選手がプロ野球選手協議会と話し合った上でこの事実を球団に伝え、球団が人事委員会を開きチャン氏の解任を決めた。チャン氏は球団に「冗談だった」と釈明し謝罪したと伝えられるが、公の席で立場を明らかにはしていない。

KBOクリーンベースボールセンターには最近、首都圏球団の違法なオンライン賭博に関する通報があったと伝えられた。ただ、KBO関係者は「不確かな内容もあり、どのような嫌疑か明らかにはできない」と話している。現在、事実確認を進めているという。

23日にはロッテ・ジャイアンツのソ・ジュンウォン選手が児童・青少年の性保護に関する法律違反で起訴された。昨年8月、ネットを通じて知り合った未成年の被害者に対し、体の写真を撮って送らせた疑い。球団はこの事実を受けてソ選手を放出しており、KBOは28日に同選手に対し参加活動停止の措置を取った。

記事は「2023ワールドベースボールクラシック(WBC)1次ラウンド敗退後、韓国野球には冷たい視線が向けられてきたが、選手、球団、それらを監督・管理する立場であるKBOでも不祥事が相次いでおり、4月1日の開幕を待っていた野球ファンは胸を痛めている」と伝えている。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「政界、警察だけじゃなく、スポーツ界も腐ってるんだな」「こんな状況で韓国野球の発展などありえない」「薄汚い人たちが集まって何をやっているのか。プロ野球を見るのはやめよう」「国民の皆さん、もう野球場に行くのはよそう」「プロ野球なんて廃止してしまえ」「高校野球に力を入れたほうがいい」「過大評価された選手たちはハングリー精神を失った。マイナーリーグのレベルにもない選手たちが高い年俸をもらえてるから、自分たちは野球がうまいと勘違いしている」「人口1億人以上で長い伝統を持つ日本のプロ野球も12球団なのに、5000万人の韓国に10球団もあるとは。だから実力もないのに高年俸をもらって井の中のかわずになるんだよ」など、怒りのコメントが殺到している。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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