anomado 2023年3月31日(金) 8時0分
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映画「無名」のチェン・アル(程耳)監督がインタビューで「みんなが自分に親しくするのは、ほぼワン・イーボー(王一博)が理由」と語った。
中国で今年の春節(旧正月)に合わせて公開された映画「無名」のチェン・アル(程耳)監督がインタビューで「みんなが自分に親しくするのは、ほぼワン・イーボー(王一博)が理由」と語った。中国メディアの鳳凰網が30日付で伝えた。
同作は第2次世界大戦下の上海を舞台にしたスパイ映画。ワン・イーボーのほか、香港出身のベテラン俳優トニー・レオン(梁朝偉)が主演した。
チェン監督はワン・イーボーに会った時に2つの深い印象を受けたといい、1つはその外見的なイメージが「無名」の脚本に合っていることだとした。もう1つは非常に礼儀正しく、よく沈黙するところだと明かし、「イーボーの沈黙をとてもよく理解している。私はむしろこういう人の方が誠実だと思っている」と語った。
また、「多くの人に認められ、声をかけられるようになったのは名誉という面で良いところではないですか」と聞かれると、「この点は自分でよくわかっている。みんなが今、私に親しげにするのはほとんどイーボーが理由だと思う」とし、「自分がそれをどう見るかだ。一番重要なのは外部の人がどのように評価しても、自分がどのような結末にするのかということを理解しておくことだ」と語った。
このほか、「出演者とスタッフの報酬は天地の差だと思いますが、現場でどのように一人ひとりへの尊重を保ったのですか」との質問には、「私は社会ダーウィン主義(社会進化の原理を生存競争や自然的選択に求める考え方)に非常に反感を持っている。俳優はいなくても特別な弁当があって、みんなで一緒に食べる。ギャラの格差の問題が存在するのは事実だが、できるだけすべてのスタッフが平等を感じられるようにしている」と答えた。(翻訳・編集/北田)
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