中国上海の上海動物園で、ホッグジカなどの赤ちゃんが次々と誕生している。

上海のテレビ局・東方衛視によると、上海動物園は最近、希少な草食動物の繁殖ピークを迎えている。園では国家1級保護動物のホッグジカの他、アメリカバク、キリンにも新たな家族が加わった。

現在、中国国内でホッグジカを飼育しているのは上海、北京、成都の3カ所だけで、上海動物園は赤ちゃんに与える栄養にも細心の注意を払っている。草食チーム技術員の耿広耀（グン・グアンヤオ）さんによると、日頃の青草に加え、脱脂大豆の粉やカルシウムも与えられる見通しだ。

3月初旬に生まれたキリンの赤ちゃんは当時すでに2メートルの高さがあり、今は母乳を飲んだり、母親と一緒に日光浴をしたりして過ごしている。また、アメリカバクの赤ちゃんはもうすぐ生後3カ月。体の模様は次第に薄れていき、半年を過ぎるとほぼ全て消えるという。（編集/野谷）

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— 中国動画 (@RC00547555) March 30, 2023