中国・四川省のパンダ基地で飼育されていたジャイアントパンダの「宝新」が死亡したことに戸惑いの声が上がっている。中国メディアの新民晩報が21日付で伝えた。

報道によると、あるネットユーザーが「宝新」が3月初旬から姿を見せていないと報告。現地メディアがパンダ基地を管理する成都市公園都市建設管理局に問い合わせたところ、「宝新」が死亡したことを明らかにし、死因など具体的な状況については「調査中」とした。

ネットユーザーからは「あの元気だった宝新がなぜ。原因を究明してほしい」「宝新はまだ1歳余り。『死にました』だけでは納得できない。会いに行こうと思ってたのに」「すべてのパンダが愛護を受けなければならない」など、突然の死亡発表に驚きや戸惑いの声が上がった。

「宝新」は雄で、2021年6月24日に同基地で生まれた。（翻訳・編集/北田）