日本のイチゴからまた基準値超えの残留農薬、過去最大規模―台湾メディア

Record China    2023年3月15日(水) 12時0分

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14日、台湾・自由時報は、日本から台湾に輸入されたイチゴから再び基準値を超える残留農薬が見つかったと報じた。

2023年3月14日、台湾メディア・自由時報は、日本から台湾に輸入されたイチゴから再び基準値を超える残留農薬が見つかったと報じた。

記事によると、台湾食品薬物管理署は14日、日本から輸入された生鮮イチゴから基準値を超える残留農薬が検出されたことを明らかにした。対象のイチゴは2ロット726キロで、単一週で見つかった残留農薬基準値超えのイチゴとしては過去最大規模だとした。また、チリから輸入されたチェリー4ロット51トンについても基準値を超える残留農薬が検出されたと伝えている。

その上で、日本産のイチゴとチリ産のチェリーについてはほぼ毎週のように基準を超える残留農薬や台湾の規定で使用が認められていない農薬が検出されていると指摘。特に最近は、台湾でのイチゴブームに加えて間もなくイチゴのシーズンが終了することから業者が輸入量を増やしており、輸入規定に反するイチゴの量も増えているとした。

一方で、規定違反がしばしば発生しているにもかかわらず同署は「輸入を停止するかは行政院が決定する」「上級機関マター」「毎週のように規定違反が出るのは生産が盛んなシーズンだけ」だとしてシーズン終了まで輸入を続ける姿勢を示していると紹介。日本側の対台湾窓口機関である日本台湾交流協会は台湾当局に対して残留農薬基準を緩和するよう求めているとし、「現在同署はこの要求を受入れていないが、一度受入れられれば高濃度の、より多くの種類の農薬を使用したイチゴの輸入が認められるようになることを意味する」と伝えた。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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