中国の幼稚園、国旗掲揚時の掛け声が英語で物議=ネットでは「中国語にすべき」の声多数

Record China    2023年3月14日(火) 23時0分

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中国・陝西省西安市の幼稚園をめぐり、中国国旗を掲揚する際の掛け声が英語だったことが物議を醸している。

中国・陝西省西安市の幼稚園をめぐり、中国国旗を掲揚する際の掛け声が英語だったことが物議を醸している。中国メディアの新浪新聞が伝えた。

報道によると、西安市の幼稚園に通う保護者から、「園児が(掲揚するための)国旗を運ぶ際の掛け声に英語が使われているのは不適切」との苦情が出た。保護者が建物の上階から撮影したとみられる映像には、園児らが教員の指導の下で国旗を持ち、声を上げながら行進する様子が映っている。音声は不明瞭だが、複数の中国メディアによると英語で“One two one”と発声しているという。

現地メディアの取材を受けた幼稚園の担当者は「隣が外国語小学校で、そちらでも(英語の掛け声が)使われている」とした上で、苦情については「上層部にフィードバックする」と説明した。新浪新聞は「あなたはこのような指導が適切だと思いますか?」とネットユーザーに問い掛けている。

この投稿はSNS上で大きな反響を呼んでおり、中国のネットユーザーからは「英語を使って中国国旗の掲揚、一体どういうロジックだ」「国旗掲揚は本国の儀式であり、外国語の授業ではない」「普段英語を使うのは問題ないが、国旗掲揚という厳粛な儀式の場では別」「イギリスやアメリカの国旗掲揚で中国語の掛け声を使うか?」「中国人が中国国旗を掲揚するのだから中国語が適切」といった声が多数上がった。

一方で、「この程度で問題視されるのはちょっと」「神経が過敏になっている」との意見や、反米親露の姿勢を皮肉った「不適切だ。英語教育を取りやめて、ロシア語教育に変更することを提案する」とのコメントも書き込まれている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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