奈良公園でシカにかまれた台湾人女性、台湾の病院で笑われる―台湾メディア

Record China    2023年3月2日(木) 22時0分

拡大

奈良公園でシカにかまれたという台湾人女性の投稿が話題になっている。

奈良公園でシカにかまれたという台湾人女性の投稿が話題になっている。台湾メディアの三立新聞網が1日付で伝えた。

記事によると、友人と一緒に日本旅行に訪れた女性が台湾のSNS・Dcardで事の顛末を報告した。女性は「奈良といえばシカを見なきゃ」という思いで現地を訪れ、「鹿せんべい」を購入。すると、すぐに公園内のシカの群れに取り囲まれ、服の裾をくわえられたり頭で小突かれたりしたという。

しかし、手元の鹿せんべいの封(紙で止めてある部分)がなかなか開かず手間取っていると、近くにいたシカに左の太ももをかまれた。女性は「直後はそれほど痛みもなく、かまれたって感じだったけど、10秒くらいしたら痛み始めて涙が出た」と説明、痛くてたまらなかったため残りの鹿せんべいは友人に渡してその場で泣き続けていたという。

かまれたところは赤く腫れ少しあざになっていた程度だったが、4日後にはあざの範囲が大きく広がって紫色になっていたため、台湾に戻った後に病院を受診。女性が「シカにかまれたんです」と説明したところ、医師は3秒ほど固まった後、両手の指を立てて頭の上に乗せ「このシカですか?」と確認。女性がそうだと答えると医師は大笑いした上、処置後も医師と看護師の笑い声が聞こえてきたという。

女性は今回の経験から「鹿せんべいの封が開かない場合はそのまま投げ捨てた方がいい。束ねてある紙はシカが食べても問題ないもの。私のようにかまれることのないように。ロングコートを着てもかまれにくくなると思うよ!」とつづっている。

この投稿に、他のユーザーからは「(投稿された患部の写真を見て)見るからに痛そう」「最初は泣くほどのことかと思ったけど、この写真を見たらかなり痛そうだな」「奈良のシカだけじゃなく、宮島のシカも凶暴だよ」「鹿せんべいをあげられなかった上にかまれて治療費がかかる…踏んだり蹴ったりだね」といった声が寄せられた。

また、「私もお腹をかまれたことがある。鹿せんべいは投げ捨てた。ホテルに帰って見てみたらうっ血してたよ」「日本のシカは本当に怖い。夜の山道で遭遇した時、2つの目がこちらをじっと見ていて、殺されるかと思った」「奈良に行った時、お母さんが近くで焼き芋を買って来たんだけど、熱かったからとりあえず袋に入れてまず鹿せんべいをあげようということになった。そうしたら、焼き芋のにおいに誘われたシカがお母さんを追い回してお尻をかんだんだ」など、同じような被害に遭ったというコメントも複数寄せられたと記事は伝えている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携