Record China 2014年7月11日(金) 7時50分
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8日、米華字メディア・多維新聞は、中国が日本に対抗するためには、まず日本の弱点を知り、そこから攻めなければならないと指摘した。資料写真。
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2014年7月8日、米華字メディア・多維新聞は、中国が日本に対抗するためには、まず日本の弱点を知り、そこから攻めなければならないと指摘した。以下はその概要。
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中国が日本に対抗するためには、対岸から叫んでいるだけでは意味がない。中国はまず、日本を真に理解し、日本の弱点を見つけるべきである。中国人はこれまでも幾度となく日本人を分析してきたが、いまだに60年以上前に米国人が記した「菊と刀」を超えるものがない。
日中国交正常化以降、中国の対日政策は「友好」を主としており、特に民間の友好による政治関係の推進を重視してきた。しかし、東北アジアでのさまざまな出来事を経て、日本社会の中国に対する心理状態に変化が生じ、日中間の摩擦は次から次へと発生するようになった。
日中友好の大局を守るためには、中国人はまず初めに2つの問題を理解しなければならない。1つは、日中間の衝突は長期にわたって繰り返し出現するものであり、一時的な友好は逆に正常ではないということ。もう1つは、中国は日本の弱点がどこにあるのかを正確に把握して初めて日本に対抗できるということだ。
日本は国土が狭く、過去には他国を侵略したことがある。また、米国から大きな打撃を受け、今日に至っても外交の独立性を確保できておらず、政権の多くは短命に終わってきた。長期にわたる経済の停滞など、中国に比べて明らかに不利な国情も数多く存在している。一方で、強力な国家競争力を持ち、世界レベルの大企業を多数持つなど、中国よりも優れた部分もある。
こうした状況の中で日本の弱点を把握するには、日本の劣っている部分から探す必要がある。中国は日本に対抗するために、日本の政治家が票を失ったり、日本企業が損をしたり、日本国民が国の経済に不満を持つ方向から着手すべきだ。
真剣に研究しさえすれば、中国は独創的な解答を大量に見つけることができる。これまでは日本の弱点に対する理解が十分でなかった。中国が台頭するためには、日本という障害を超越しなければならない。そのためには日本を圧倒する必要はなく、中国に対する日本の過度な敵意を消し去ることこそが必要なのである。(翻訳・編集/HA)
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