anomado 2023年2月17日(金) 11時0分
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人気武侠小説を映像化する中国ドラマ「英雄志」に主演する俳優チョン・イーについて、原作ファンからは「侠気」がないといった不満の声が上がっている。
人気武侠小説を映像化する中国ドラマ「英雄志」に主演する俳優チョン・イー(成毅)について、原作ファンからは「侠気(おとこ気)」がないといった不満の声が上がっている。
今年1月初めにクランクインした「英雄志」は、台湾の作家スン・シャオ(孫暁)の同名小説を映像化する作品で、明の第6代皇帝・英宗の時代を舞台にした武侠作品。もともとは06年にドラマ化が進んでいたが資金不足で中止となり、それから17年を経て3億元(約59億円)の制作費を注ぎ込んだ大作として生まれ変わることになった。こういった経緯でも注目を集める作品となっている。
クランクイン後、撮影現場で撮られたチョン・イーの古装姿がネットに次々と登場しているが、原作ファンからは主人公・盧雲の堂々とした男らしさや「侠気」が感じられないと不満の声が上がり、チョン・イーがか弱い書生のように見え、イメージが全く違うと指摘されている。
また、先月には原作者のスン・シャオが中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で、こういったチョン・イーへの批判コメントに「いいね」をつけたことも話題になった。その後スン・シャオ自身が、「手が滑って押してしまった」と説明して謝罪を行っている。
さまざまな声が聞かれる「英雄志」だが、チョン・イーのファンや原作小説の一部のファンからは、「万人を満足させられるキャスティングは不可能」「チョン・イーの演技を見て判断すべきだ」と擁護するコメントや、来年上半期の配信予定に対して期待を示す声が上がっている。(Mathilda)
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