<セウォル号>初の政府調査報告=「海洋警察は規定違反、中型艦艇すべてを中国漁船摘発に派遣」―韓国メディア

Record China    2014年7月10日(木) 5時22分

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9日、環球時報は韓国旅客船「セウォル号」の事故に関する韓国当局の調査報告を引用し、「事故発生間もない時期に韓国海洋警察はダイバー160人を投じ捜索を行っていると報告したが、実際は6人だった」と伝えた。写真は韓国での旅客船沈没事故追悼活動。

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2014年7月9日、環球時報は韓国旅客船「セウォル号」の事故に関する韓国当局の調査報告を引用し、「事故発生間もない時期に韓国海洋警察はダイバー160人を投じ捜索を行っていると報告したが、実際は6人だった」と伝えた。

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今年4月に起きたセウォル号の沈没事故では、生存者は476人中わずかに172人。今月8日には、政府機関としては初めて韓国監察院が調査報告を発表。

韓国・KBSの報道によると、監察院は報告で、「海洋警察は規定に違反し、中型艦艇をすべて中国漁船の摘発に派遣。これにより、事故発生後、現場には小型の艦艇1隻しか派遣できず、十分な救援活動を行うことができなかった。これが被害拡大につながった」と指摘

さらに調査報告では、「海洋警察の一部の職員は、セウォル号の運航会社である清海鎮海運とつながっており、今年1〜4月に同社運航の118便で56回も重量オーバーを見逃していた」と海洋警察の管理に落ち度があったと発表している。(翻訳・編集/内山

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