Record China 2023年2月12日(日) 20時0分
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8日、日本華僑報網は一連の強盗事件で社会に動揺が走っている日本の治安状況について紹介する記事を掲載した。
2023年2月8日、日本華僑報網は一連の強盗事件で社会に動揺が走っている日本の治安状況について紹介する記事を掲載した。
記事は、昨年12月21日夜に広島市西区の個人経営宝飾店に若い男8人が侵入して現金250万円と2100万円相当の腕時計などを盗んだ上、店舗経営者の息子が頭を殴られて意識不明の重体となる事件が起き、今年1月19日にも東京都狛江市の戸建住宅に強盗4人が押し入り、腕時計や指輪など60万円相当の物品が盗まれた上、この家で暮らしていた90歳の女性の遺体が地下室で見つかったと紹介。昨年末以降、関東地方を中心に同一犯行グループによるとみられる強盗、窃盗事件が複数発生しており、フィリピンに潜伏していた少なくとも4人が電話などで日本国内の実行役に指示していたようだと伝えた。
その上で、日本の治安はこれまで「夜中に戸締まりをしなくても大丈夫」とまではいかないもの、世界の多くの国に比べれば良好だったとし、この20年では日本国内の刑事事件は年々減少し、21年には戦後最低の約57万件にまで減ったとする一方、22年には20年ぶりに増加に転じて約60万件にまで増えたと紹介。刑事事件が増えた要因について警察庁が新型コロナの感染状況緩和に伴って外出者が増えたことによる街頭犯罪の増加を挙げ、街頭犯罪数が前年比で14.4%増の20万件に達したと説明していることを伝えた。
また、警察庁が昨年10月に実施したアンケートでは「日本の治安は良好」と答えた人の割合が1年前に比べて7.3ポイント低い68.6%にとどまり、逆に「治安は良くない」と答えた人の割合が4.4ポイント増加して24.9%になったほか、67.1%が「この10年で日本の治安は悪くなった」と認識しており、この割合は1年前より3ポイント上昇したとしている。
記事は一方で、22年の在日外国人の犯罪は1万4666件で前年より1227件減っており、殺人、放火、強盗、強姦などの凶悪犯罪で取り調べを受け逮捕された外国人も586人で32人減ったと紹介。国別ではベトナム人が184人で最も多く、中国人の94人、ブラジル人およびスリランカ人の40人、韓国・北朝鮮人が23人、フィリピン人が21人と続いており、長年中国人が1位だった状況に変化が生じていることを伝えた。(翻訳・編集/川尻)
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