中国の人気俳優ワン・イーボー（王一博）らが主演を務める映画「無名」の監督が続編に言及した。

今年1月22日に公開された同作は、第2次世界大戦中の上海での諜報戦を描いた作品。ワン・イーボーのほか香港のベテラン俳優トニー・レオン（梁朝偉）が主演を務めている。

中国のエンタメメディア・新浪娯楽の5日付の報道によると、チェン・アル（程耳）監督はこのほどイベントに出席した際、ファンから「『無名2』はありますか？」と問われ、「あります、あります。皆さんが欲するものはきっとあります。ありがとうございます」と回答した。

これを受け、ネット上では「うわっ！あるんだ。楽しみ！」「本当！？また見られるなんてうれしい」「あるって言われたら元気が出てきた！」「うそつかないでね！本気にするからね！」「あああああ！おかしくなっちゃう。もう1回映画館で『無名』を見てくる」といった歓声が上がった。

ただ、中国メディアの財経網科技によると、今年の春節期間の映画興行収入では同作は苦戦し、「満江紅」（26億600万元）、「流浪地球2」（21億6400万元）、「熊出没・伴我“熊芯”」（7億4800万元）に次ぐ4位（4億9300万元）だった。（翻訳・編集/北田）