anomado 2023年1月31日(火) 11時0分
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中国の人気若手俳優ワン・イーボーと香港出身のベテラン俳優トニー・レオンが主演した映画「無名」は、春節(旧正月)に合わせて封切られた6作品の中で興行収入が振るわなかった。
中国メディアの財経網科技によると、中国の人気若手俳優ワン・イーボー(王一博)と香港出身のベテラン俳優トニー・レオン(梁朝偉)が主演した映画「無名」は、春節(旧正月)に合わせて封切られた6作品の中で興行収入が振るわなかった。ワン・イーボーが所属する芸能事務所、楽華娯楽集団(YHエンターテインメント・グループ)の株価は上場から半月弱で約10%下落している。
映画興行データ分析アプリ「灯塔専業版」によると、今年の春節期間(21~27日)の映画興行収入は前年同期比11.89%増の67億5800万元(約1300億円)。同期間に封切られた6作品の興収は、中国映画界の巨匠チャン・イーモウ(張芸謀)監督の時代劇「満江紅」が26億600万元、2019年に大ヒットを記録したSF大作「流浪地球(邦題:流転の地球)」の続編となる「流浪地球2」が21億6400万元、国産アニメ「熊出没・伴我“熊芯”」が7億4800万元、第2次世界大戦下の上海を舞台にしたスパイ映画「無名」が4億9300万元、国産アニメ「深海」が3億5900万元、コメディー作品「交換人生」が2億9000万元だった。
19日に香港証券取引所のメインボードに上場した楽華娯楽の初日終値は6.03香港ドルだったが、27日の終値は5.03香港ドル。ワン・イーボー1人で同社の売上高の約6割を稼いでいると報じられている。(翻訳・編集/柳川)
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