22日、中国の俳優ウー・ジン（呉京）のこれまでの主演映画の興行収入が、290億元（約5528億円）を突破した。

映画やドラマの情報サイト・猫眼専業版が22日に公開したデータによると、アクションスターのウー・ジンが主演するSF映画「流浪地球2」（流転の地球2）は22日未明、前売り分を含む興行収入が3億8800万元（約74億円）に到達。これによって、ウー・ジンの歴代主演作の興行収入が290億元を突破している。

2019年にメガヒットをたたき出した「流転の地球」の続編となる「流浪地球2」は、今年の春節（旧正月）映画として公開中の作品。前売りチケットの売り上げでもトップに立っていた「流浪地球2」だが、猫眼専業版のデータによると、公開初日の22日の興行収入は5億7800万元（約110億円）で、春節映画の興収ランキングでトップを走っている。

なお、俳優の主演映画の興行収入ランキングでは1位を独走中のウー・ジンだが、猫眼専業版が22日に公開したデータでは、2位はシェン・トン（沈騰）の255億9800万元（約4880億円）、3位はホアン・ボー（黄渤）の182億7000万元（約3483億円）で、さらにリウ・ハオラン（劉昊然）、リー・チェン（李晨）といった顔ぶれが続いている。(Mathilda)