2014年7月7日、中国新聞社によると、韓国の旅客船「セウォル号」沈没事故で、フランスで予定されていた同船船主の「清海鎮海運」会長、兪炳彦（ユ・ビョンオン）氏の写真展が中止されることが決まった。

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韓国・中央日報によると、フランス側はファビウス外相名義で主催者に公式書簡を送付。兪氏の写真展を中止するよう求めた。主催者側は兪氏から1万ユーロ（約140万円）の賛助金を受け取っているが、すでに中止を決定したという。

ファビウス外相は書簡で「沈没した船の船主である兪氏の写真展を開催することは、韓国国民や被害者を傷つけ、挑発する行為だ」と指摘。「悲しみの中にいる韓国国民とフランスの利益を考慮し、写真展は中止すべきと考える」とした。（翻訳・編集/AA）