中国のメイド喫茶、サブカルファンの交流場に―中国メディア

Record China    2014年7月8日(火) 8時10分

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7日、家電が発明される前まで、家事は現代ほど簡単ではなかった。上流階級の人々は当時、自身の豪奢な生活を楽しむため、面倒な家事を他人頼りにしていた。こうして生まれたのが「メイド」という職業だ。

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2014年7月7日、家電が発明される前まで、家事は現代ほど簡単ではなかった。上流階級の人々は当時、自身の豪奢な生活を楽しむため、面倒な家事を他人頼りにしていた。こうして生まれたのが「メイド」という職業だ。新華網が伝えた。

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時代の変化と日本の漫画アニメ産業の浸透に伴い、メイドの定義には変化が起こり、サブカルチャーのシンボルとして世界を席巻するようになった。新たな時代のメイドたちは、レースのドレスに身を包み、蝶ネクタイを着け、ロリータ衣裳で人々を「萌え」させるのが仕事だ。

▼世界各地で開店するメイド喫茶、飲食業の一形態としてすっかり定着

今回は、重慶市にあるメイドカフェの日常の写真を読者の皆さんにご紹介。メイド喫茶の魅力を写真とともに味わっていただく。

メイド喫茶を知らない人には陥りやすい誤解がある。「尊重されたいという現代人の願いをかなえる」ために現れた飲食サービスの業態だと誤解する人もいるし、「ポルノ」「変態」などのネガティブなイメージで捉える人もいる。

だがアニメや漫画、ゲームに詳しいサブカルチャーの人に鼻であしらわれる。「そんな理屈が通るなら、モーターショーにコンパニオンを見に行くのも色情魔になってしまう。それに露出度ならコンパニオンの方がひどい」。

メイド喫茶に来る顧客は、珍しがって来る人が少数いるほかは、アニメや漫画、ゲーム、関連文化に詳しいファンがほとんど。サブカルのシンボルであるメイドは彼らにとって、一般人がモーターショーのコンパニオンを見に行くのと同様、一種の美の象徴であり、メイド喫茶通いはその純粋な鑑賞である。一部の人が連想するような「特別」な意味はない。

あるメイド喫茶の店主は、「お客さんが遊びに来るのは、かわいいメイドがいるからとは限らない。同じ趣味の人に会えるからという人の方が多い。軍事マニアが軍事掲示板に入り浸ったり、女性が化粧品や贅沢品の話をしたがったりするのと同じだ」と語った。(提供/人民網日本語版・翻訳/MA・編集/武藤)

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