Record China 2023年1月14日(土) 12時0分
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羽生結弦さんのファンであるコラムニストが10日、「羽生結弦が“エアスケート”を開発?心に氷があればどこでもリンクに」と題する文章を中国のポータルサイト・百度に掲載した。
プロフィギュアスケーターの羽生結弦さん(28)のファンであるコラムニストが10日、「羽生結弦が“エアスケート”を開発?心に氷があればどこでもリンクに」と題する文章を中国のポータルサイト・百度(バイドゥ)に掲載した。
文章はまず、羽生さんの有名なエピソードの一つに「エア熱唱」があると紹介。リンクサイドや控室で、イヤホンで音楽を聴きながら声を発さずに口を動かして「熱唱」する様子がこれまでに何度も見られているとし、「かわいらしくて中二(病)っぽいといつもしみじみさせられる」と評した。
その上で、「今度はただの『エア熱唱』ではなく『エアスケート』を開発した」とし、羽生さんがスペシャルゲストとして出演した5日放送のNHK音楽番組「クラシックTV」に言及。同番組で羽生さんは親交のあるピアニストの清塚信也さんと、音楽とフィギュアスケートの関係性について深く語り合った。
そして、清塚さんが羽生さんのプログラムであるショパンの「バラード第1番」、そして自身が編曲を手掛けた「序奏とロンド・カプリチオーソ」と「春よ、来い」をピアノで演奏すると、初めは目を閉じて聞き入っていた羽生さんが、ピアノの音に合わせて頭を揺らし、まるで演技をするかのように徐々に手を動かし始めた。
文章は、「『春よ、来い』に至っては足まで動いてしまった」とし、終盤には足を交差させて後ろ向きに滑る「ハイドロブレード」の動作も見せたことを紹介。「『ああ、どうか彼のためにリンクを敷いてあげてください』と叫びたくなった!」と述べた。
その上で、「彼のこのような『エアスケート』は多くの人に『かわいい』とか『面白い』と思われたかもしれない。しかし、私がより強く感じたのは彼のフィギュアスケートへの深い愛だった」とし、「心の中に音楽があれば、どこでも踊ることができる。心の中に氷があれば、どこでもリンクになるのだ」と結んだ。(翻訳・編集/北田)
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