CRI online 2023年1月4日(水) 11時30分
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中国文化遺産の中で甲骨文字が検索件数のトップになったことが明らかになりました。写真は甲骨文字のSNSスタンプ。
ビッグデータによりますと、中国文化遺産の中で甲骨文字が検索件数のトップになったことが明らかになりました。「甲骨文字」に関連するコンテンツの検索ブームは特にこの半年間で急速に広がり、昨年の同じ時期より38%上昇しました。
甲骨文字の人気度の急増に伴い、甲骨文字に対するネットユーザーの注目点も変化しており、検索内容は「甲骨文字は今から何年前のものなのか」「甲骨文字はどの時期の文化や生活を記録しているのか」といった初級レベルの質問から、甲骨文字はどのように読むのかといった質問へと変化しつつあります。そのため、甲骨文字関連コンテンツの中で、「甲骨文字漢字対照表」が検索件数の1位となっています。
甲骨文字は今では単なる亀の甲羅や獣の骨に刻まれた神秘的な文字というだけでなく、さまざまなクリエイティブ作品や革新的なアプリの中にも用いられ、人々と甲骨文字の間の距離を縮めています。SNSで使われる甲骨文字のスタンプは、その中で最も人気のあるアイデア商品の一つです。
清華大学美術学院の陳楠教授のチームがデザインした甲骨文字のスタンプはすでに11シリーズあります。古い甲骨文字は、多様な色彩や変化するグラフィック、さらにはやりのネット用語と組み合わせることで、SNSのスタンプに変身しました。こうしたスタンプはこれまでに累計930万回以上送信されています。スタンプのほか、陳楠チームがデザインした印鑑、ネックレス、グリーティングカードなど、さまざまなクリエイティブ製品にも甲骨文字が見られます。陳教授は甲骨文字を「生きた」文字として利用できるようにするため、10年以上かけて、甲骨文字フォントライブラリーを設計しました。(提供/CRI)
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