韓国、今後5年間で3.5兆円投じる国防計画発表―中国メディア

Record Korea    2022年12月29日(木) 20時0分

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28日、中国青年網は、韓国が5年間で約3兆5000億円の軍事費を投じる国防計画を発表したと報じた。写真は11月に空軍を視察する韓国の李鐘燮国防部長官(韓国国防部のツイッターより)。

2022年12月28日、中国青年網は、韓国が向こう5年間で約3兆5000億円の軍事費を投じる国防計画を発表したと報じた。

記事は、韓国国防部が28日に今後5年間の国防計画を発表したと紹介。計画では来年から27年までに331兆4000億ウォン(約3兆5000億円)の軍事費を投じることが盛り込まれたとし、装備費用の国防予算全体に占める割合が今年の31%から27年には36%にまで高まると伝えた。

また、具体的な装備については、F-35Aステルス戦闘機20機を新たに購入するほか、地対地戦術ミサイルの配備、潜水艦発射弾道ミサイル搭載可能な中型潜水艦の導入、停電爆弾など非常規兵器の配備を盛り込んだほか、2つの弾道ミサイル早期警戒レーダー同時運用、8000トン級駆逐艦の追加配備なども含まれているとした。

さらに、韓国国防部は人工知能をベースとする総合戦闘体系の推進を計画し、各部隊や各空域に機能の異なる偵察無人機を配備するとともに、通信中継無人機、無人機群運用制御技術の積極的な開発を進めるとしたことも併せて紹介している。

記事はこのほか、韓国軍が今年50万人まで減らした常備兵力の数を向こう5年間維持する一方で、部隊で作戦分野を司る幹部を1000人増やして20万2000人すること、核兵器と大規模殺傷兵器対応本部をベースに戦略司令部を創設して新たなイージス艦を配備すると同時に海軍機動艦隊司令部を創設すると伝えた。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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