中韓首脳が朝鮮半島問題で4つの共通認識、踏み込んだ意見交換を行う―中国メディア

Record China    2014年7月4日(金) 17時16分

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3日、習近平国家主席は韓国の朴槿恵大統領とソウルで会談し、朝鮮半島情勢について踏み込んで意見交換した。写真は韓国国会。

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2014年7月3日、習近平(シー・ジンピン)国家主席は韓国の朴槿恵大統領とソウルで会談し、朝鮮半島情勢について踏み込んで意見交換した。

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習主席は「中国は朝鮮半島問題において客観的で公正な立場を堅持し、朝鮮半島の非核化という目標の実現、朝鮮半島の平和・安定維持、対話と協議を通じた問題の解決に揺るぎなく尽力している。各国の懸念をバランスよく解決し、同時進行で対等なやり方を通じて核問題を持続可能、不可逆的な実効性ある解決プロセスに乗せるべきだ。朝鮮半島情勢には依然多くの不確定性が存在する。関係各国は共同で情勢を適切に管理・コントロールし、緊張を回避し、制御不能になるのを防ぎ、大きな波瀾が起きないようにするべきだ。中国は朴大統領の提唱した朝鮮半島信頼プロセスを積極的に評価している。南北が関係を改善し、和解と協力を実現し、自主的な平和的統一を最終的に実現することを支持する」と表明した。

朴大統領は「韓国は朝鮮半島信頼プロセスを通じて南北間に相互信頼を築き、南北和解を推進し、朝鮮半島の平和を維持することを望んでいる。韓国は中国側の仲裁・対話促進を高く称賛する。中国側と協力を強化し、朝鮮半島の非核化という目標を実現し、北東アジアの平和、安定、繁栄を促進したい」と表明した。

▼双方は次の4点の共通認識にいたった。

(1)朝鮮半島の非核化実現、朝鮮半島の平和・安定維持は6カ国協議参加国の共通利益であり、関係各国は対話と協議を通じて問題を解決すべきである。

(2)6カ国協議参加国の2005年9月19日の共同声明と国連安保理の関連決議はしっかりと履行されるべきである。

(3)関係各国は引き続き6カ国協議プロセスをたゆまず推進し、二国間および多国間の意思疎通と調整を強化すべきである。

(4)6カ国協議参加国は共通認識を凝集し、6カ国協議再開に向けた環境を整えるべきである。双方は6カ国協議首席代表が様々な形で有意義な接触と対話を行い、朝鮮半島の非核化推進に具体的進展があるよう努力することを支持する。(提供/人民網日本語版・翻訳/NA・編集/武藤)

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