ロシアが択捉島に大規模軍事施設、対日関係悪化で―中国紙

Record China    2014年7月4日(金) 21時40分

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4日、ロシアは領有権で日本と対立する北方四島の択捉島に軍事施設を建設する見通しだ。

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2014年7月4日、環球時報(電子版)によると、ロシアは領有権で日本と対立する北方四島の択捉島に軍事施設を建設する見通しだ。

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ロシアメディアが3日伝えたところによると、事業主体はロシア国防省の系列軍事企業。建設費は54億ルーブル(約162億円)。来年11月15日までに着工に向けた契約を終える予定。事業計画によると兵士用の宿舎、訓練場、倉庫、食堂など軍関係者と家族向け施設のほか、運動施設、音楽ホール、図書館、レストラン、理髪店なども整備。大規模な複合施設になる見通しだ。

ロシアの軍事専門家は「国際情勢が複雑化する現在、ロシアは北方四島一帯の軍事施設を拡大すべきだ。領土問題をコントロールし、極東地域の安全を確保する。日露関係の悪化は同地域周辺にも影を落としている」と指摘。春のウクライナ危機で、日本が米国を支持したことへの不満が背景にあると語った。(翻訳・編集/AA)

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