サッカーのワールドカップ（W杯）カタール大会の閉会式の会場で中国国旗が掲げられたことに、中国のネットユーザーから批判の声が上がった。

18日にアルゼンチンの優勝で幕を閉じたW杯。その閉会式の中継映像に、スタンドで大きな中国国旗を掲げる人物の姿が映り込んだ。

中国のスポーツメディア・咪咕体育は「観客席になんと中国国旗が登場した！次のW杯は私たちも頑張ろう」と笑顔の絵文字をつけて好意的に伝えたが、ネットユーザーからは「中国代表が出場していないのに国旗を掲げて何になる。くだらない」「恥ずかしくないの？」「気まずい」「やめろ。純粋にW杯に集中したいんだ」といった批判の声が上がった。

また、「次のW杯？来世のW杯だろ」「中国代表を過大評価しすぎ」「おそらく今後十数大会にわたって努力し続けなければ無理」「100年後に期待しよう」「頑張るって？もういっそ解散してくれ」など、中国の出場に悲観的な声も多数出ていた。（翻訳・編集/北田）