Record China 2022年12月13日(火) 12時0分
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日本の2022年の「今年の漢字」が「戦」に決まったことについて、中国でさまざまな反響が寄せられている。
「日本漢字能力検定協会」がその年の世相を表す漢字を一般募集し、最も多かった字が「今年の漢字」に選ばれる。今年は22万3000通余りの応募があった中、「戦」は1万804票を集めたという。
ロシア・ウクライナ戦争や、円安や物価高による生活面での「戦い」があったこと、サッカーのワールドカップ(W杯)や北京冬季五輪などのスポーツイベントがあったことなどが理由に挙げられた。
2位は円安や安全が脅かされる事件・事故があったことから「安」が、3位は新型コロナの影響で続いていた行動制限が緩和されたことから「楽」が入った。
「今年の漢字」に「戦」が選ばれたことについて、中国のネットユーザーからはさまざまな声が上がっており、「日本は戦争の準備か」「何か起こそうとしている」「来年は『敗』、再来年は『国』で、『戦敗国』(敗戦国)の完成だ」といった声や、「なぜ『核』ではないのか」「まず『核廃水』(汚染水)と戦いなさい」との声が見られた。
一方で、「今年はこれよりふさわしい文字はないでしょう」「中国はオープンになった。われわれのウイルスとの『戦い』は始まったばかりだ」「すごくしっくりくる。全人類がそれぞれの戦いをしている。来年は世界が平和になってほしい」との声も。
また、「シャオ・ジャン(肖戦)のファン?」「確かにね」「シャオ・ジャンかと思った」「彼らもきっとシャオ・ジャンが好きなんだね」など、日本でも人気が高まっている中国人俳優の名前を挙げるコメントも散見された。
このほか、「中国が選ぶとしたらどの字かな?」というコメントもあり、「(コロナ陽性の)『陽』だな」「『赢』(勝つ。コロナへの勝利を意味しており、政府の姿勢を皮肉っている)だろ」「私は『酸』(PCR検査を指す)」「苦難、困難の『難』」などの意見が出ていた。(翻訳・編集/北田)
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