日本人社長、中国視察で「侵略の歴史」否定=「侵略は“神の意志”だとでも?」「日本人は賢い」―中国ネット

Record China    2014年7月1日(火) 19時56分

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1日、中国広東省東莞市にある日系企業で、日本の代表取締役が工場を視察した際、日本の侵略史を否定したとされ、これに怒った従業員1000人以上が抗議、同代表取締役が会議室から出られなくなる事態が発生した。資料写真。

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2014年7月1日、中国広東省東莞市にある日系企業「東莞長安日華電子廠」で、日本の代表取締役が工場を視察した際、日本の侵略史を否定し、これに怒った従業員1000人以上が抗議。同代表取締役が会議室から出られなくなる事態が発生した。同日系企業提供の情報によると、日本人社長の不適切な発言に、中国人幹部が反発。同幹部により社長の発言が伝えられ、従業員の1000人規模の抗議に発展した。南方都市報が伝えた。

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その後、同代表取締役は公開謝罪に同意。従業員らにストライキを解除し、仕事に戻ってほしいと話しているという。このニュースが伝えられると、中国のネットではすぐに反応が見られ、多くのコメントが寄せられている。以下は、中国版ツイッターに投稿されたコメントの一部。

「この社長は何がしたかったのだろうか?日本の中国侵略が“神の意志”とでも言いたかったのか?」

「ストライキは同社長の発言を受けたものだ。解除してほしいのならまず謝罪するのが正しい順序というものだ」

「この社長をブラックリストに入れて、2度と中国に入れないようにするべきだ」

「社長の発言を漏らした人間はクビだろうな」

「従業員に集団で退職するよう煽り立てる者がいるが、転職はそんなに簡単ではない」

「思い通りに賃上げ交渉が進まなかったから、従業員は抗議しているだけかもしれない。日本の侵略史を正しく理解している人は一体どれだけいるだろうか。日本人社長の侵略否定発言に抗議したというが、その多くは便乗だろう」

「仕事は生活のためだ。抗議のために退職するなどと軽々しくいうものではない。冷静になって考えるべきだ」

「同社長は帰国後に処分を受けることは間違いないだろう。日本人は賢い。場をわきまえず不適切な言動をするような人間は正常とはみなされない。社長には適さないと判断されるだろう。にしても、この社長が何をしたかったのか、まったく理解できない」(翻訳・編集/内山)

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