歌を友好の懸け橋に、東京で日中カラオケコンクール決勝大会

Record China    2022年11月14日(月) 20時0分

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第25回日中カラオケコンクールの決勝大会がこのほど、東京で開催され、日本人が中国の歌を、中国人が日本の歌をそれぞれ歌い、友情の懸け橋を築いた。写真は受賞者。

第25回日中カラオケコンクールの決勝大会がこのほど、東京で開催され、日本人が中国の歌を、中国人が日本の歌をそれぞれ歌い、友情の懸け橋を築いた。

今年は、来日間もない中国人留学生や定年退職した76歳の日本人など、日中双方から34組、計38人が参加した。多くの参加者が、今年のコンクールは日中国交正常化50周年の良い記念となり、大きな意義があると話した。

コンクールの総合プロデューサー、胡文娟(こ・ぶんけん)氏は、日中国交正常化50周年に当たり、また新型コロナウイルスが流行して3年目となる今年も、この交流イベントを開催し続けていることに特に意義を感じると述べた。

約2時間半にわたるパフォーマンスの末、日本人部門では「梨花頌」を歌った清水博美さんが、中国人部門では「Time goes by」を歌って会場を感動に包んだ孫馨妮(そん・けいじ)さんと王子文(おう・しぶん)さんのグループがそれぞれ最優秀賞に選ばれた。

最優秀賞を獲得した(左から)孫馨妮さん、清水博美さん、王子文さん

孫さんと王さんは、留学や仕事で日本滞在歴がそれぞれ8年と9年を数える。2人とも普段から歌うことが好きで、歌声は生活に彩りを与え、自分や周りの人を楽しませてくれると話した。王さんは2015年にも個人で出場して最優秀賞に輝き、今回グループで再び同賞を獲得できたことを喜んだ。2人は、コンクールが今後も日中両国民の友好と交流を促進する役割を果たすことを期待した。

参加者のパフォーマンス

主催者である日中通信社の張一帆(ちょう・いつはん)会長はコンクールについて、日中両国民の相互理解を深めることを目的としてきたとし、国境を越えた感情の交流と多様な文化の尊重が永く続いていくことを望むと述べた。

福田康夫元首相、鳩山由紀夫元首相、在日中国大使館文化処の陳諍(ちん・そう)公使参事官からも祝辞が寄せられた。

ゲストの酒井法子

日中カラオケコンクールは1998年に始まり「日本人は中国の歌を、中国人は日本の歌を歌う」というスタイルで、毎年1回開かれている。2020年からは会場とオンラインを組み合わせた形で開催。より多くの人に素晴らしいパフォーマンスを配信して、日中両国の末永い友好を願う思いを伝えている。(提供/新華社)

出場者と来賓

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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