バイキングでの「撮影しないでください」が物議―中国

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13日、中国版ツイッター・微博で、テーブルに「撮影禁止」の札を出していたバイキングレストランが注目を集めた。

2022年11月13日、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で、テーブルに撮影を控えるよう求める札を出していたバイキングレストランが注目を集めた。

微博のアカウント・白鹿視頻が13日、江蘇省無錫市にあるバイキングレストランの各テーブルに「撮影はしないでください」と書かれた札が立てられている様子を撮影した動画を掲載した。動画を撮影した市民によれば、入店後に事前会計を済ませて食べ物を取り終え着席した後で、小学生の子どもが「札の文字が間違ってるよ」と指摘したことで札に「撮影しないでください」と書かれていたことに初めて気づいたという。市民は店員を呼んで文字の間違いを指摘するとともに、撮影禁止の理由を尋ねたところ、店側からは「お客様の権利を守るため」との回答があったとのことだ。

店側の回答にこの市民は納得しなかったようで「撮影禁止なら店に入って会計をする段階で告知すべき。むしろ撮影を禁止されて自らの消費の権利が侵害されたように感じる」と語っている。

その後、店側は撮影禁止の札が店の許可を得ていない「探店」(店のサービス内容、態度などを調査し、写真や動画、コメントと共にSNS上で公開する行為)に対するものであると説明。「正常な食事では撮影していただいて構わない。もし『探店』で撮影する場合は、事前に会社の企画部に連絡してもらいたい」とした。

この件について、中国のネットユーザーは「自分たちだけを撮るならいいけれど、他の客まで撮影するのはダメ。それは最低限のモラルでしょ」「撮影を禁止するのはすごくいいことだと思うが?この前レストランに行ったら『探店』の人が撮影するのに通路を行ったり来たりしていたし、その時店にいた客を片っ端から撮影していた」「楽して金もうけしようとするネット乞食を防ぐための対策だろ」「なんの問題もない。商用撮影にはアポが必要、素晴らしいじゃないか」「見知らぬ他人を勝手に撮影する行為は大っ嫌い」などといった感想を残している。多くのユーザーが店側の措置に特に落ち度はないという印象を抱くとともに、節操のない「探店」行為に対する嫌悪感を持っているようだ。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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