中国ステルス戦闘機J-20総設計師「近い将来、30、40、50シリーズを目にすることになる」

Record China    2022年11月8日(火) 23時0分

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中国軍の最新鋭ステルス戦闘機J-20の総設計師である楊偉氏は7日、「われわれは近い将来、30シリーズ、40シリーズ、50シリーズを目にすることになると信じている」と語った。

中国のニュースサイト封面新聞によると、中国軍の最新鋭ステルス戦闘機J-20の総設計師である楊偉(ヤン・ウェイ)氏は7日の記者会見で、「われわれの装備は中華民族の偉大な復興の征途において直面する挑戦に沿って発展する。われわれは近い将来、30シリーズ、40シリーズ、50シリーズを目にすることになると信じている」と語った。

第14回中国航空ショーが8日に広東省珠海市で開幕するのに先立ち、J-20の開発・製造に携わる国有企業の中国航空工業集団が7日に記者会見を開いた。

楊氏は会見で、「J-20は今後、大作戦体系に溶け込む能力を向上させるためにアップグレードと開発を続ける。皆が何を期待しているか、われわれは分かっているし、それもまたわれわれの使命だ」とした。

楊氏は「WindowsのシステムにWin7、Win8、Win10があるように、J-20にも1.0、2.0、3.0……があり、能力を絶えず引き上げていく。特にここ数年の空中対抗演習の過程におけるいくつかの新たな発見や新たな理念を、配備済みのJ-20と研究・生産中のJ-20に絶えず注ぎ込んでいく」とした。

中国空軍の発展戦略については、「かつては国土防御だったが、現在は空天一体(空軍と宇宙開発の統合)・攻防兼備だ。いわゆる戦略空軍とは、国土防御に加えて『出て行ける』ものでなければならない。これがわれわれの今後の発展の方向性だ」と語った。

機器技術に関しては、「われわれは肩を並べて競争する鍵となる段階にあり、与えられた使命は追いつき、追い越すことだ。第一に、国が何を求めているか、われわれは皆理解している。第二に、技術がどこまで発展したか、われわれは総じて理解している。第三に、軍事ファンや愛好家が期待していることも理解しており、それもわれわれの使命だ」とした。(翻訳・編集/柳川)


※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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