人民網日本語版 2022年11月6日(日) 5時0分
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3日、各種措置が全て講じられ、テスト飛行の成功を踏まえ、空軍の支援により江西省で初めて実施された人工増雨(撮影・劉莉坤)。
江西省は現在、ここ61年で最も深刻な気象学的干ばつに見舞われている。江西省気象台が3日夜に発表した情報によると、同省では深刻な干ばつが115日間にわたり続いており、中国で干ばつが最も深刻な地域となっている。気象局の資料によると、1961年以来で同省で生じた最も深刻な気象学的干ばつとなっている。中国新聞網が報じた。
3日、各種措置が全て講じられ、テスト飛行の成功を踏まえて、空軍のサポートの下、江西省で飛行機を使った人工増雨が初めて実施された。飛行機は、南昌昌北空港から離陸して、午前と午後の2回、作業を実施した。午前の作業では、南昌や新建、豊城、臨川、崇仁、南城、楽安、南豊、宜黄を通過した後、空港に戻り、午後には鄱陽、余干、鷹潭、資渓、金渓、東郷、進賢、都昌などを通過した。
統計によると、2回の作業の平均飛行速度は時速390キロで、作業高度は4800メートル。飛行距離は合わせて約3000キロ、飛行時間は8時間32分だった。
江西省人工影響天気センターの責任者・楊暁蘭氏によると、飛行機を使った作業では、クラウドシーディングの材料を直接雲の中に撒くことができ、作業面積が広く、1度に最大面積9000平方キロに影響を与えることができるという。
江西省人民政府の要請に基づき、今回の人工増雨を実施した空軍のパイロットらは10月31日に南昌に到着した。空軍は来年の3月まで、江西省における人工増雨を支援する計画となっている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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