Record China 2022年11月4日(金) 14時0分
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4日、上観新聞は、5日に開幕する中国国際輸入博覧会に初めて「日本の半導体の巨頭」が出展すると報じた。写真は輸入博覧会の様子。
2022年11月4日、中国メディアの上観新聞は、5日に開幕する中国国際輸入博覧会に初めて「日本の半導体の巨頭」が出展すると報じた。
記事は、上海市で5〜10日に開かれる今年の国際輸入博覧会について16の専門分野ゾーンが設けられ、そのうち技術設備分野ではエネルギー低炭素・環境保護技術ゾーン、集積回路(IC)ゾーン、デジタル工業自動化ゾーン、そして今年新登場となる人工知能(AI)ゾーンの4ゾーンが設置されると紹介した。
そして、16ゾーンの中で最大の面積となる2万平方メートルを誇るエネルギー低炭素・環境保護技術ゾーンでは、ドイツの素材メーカー・コベストロが「低炭素」から「ゼロ・カーボン」への取り組みとしてゼロ・カーボンマットなどの技術を展示するほか、4回目の出店となる米ザイレムは場所を選ばずスピーディーな設置を実現した汚水処理一体化設備を展示、独シーメンスは今年6月に生産を開始し、年間3300トンの二酸化炭素削減、6300立方メートルの節水効果を持つ世界初のデジタルネイティブ工場の展示を行うと伝えた。
また、昨年とほぼ同様の規模となったICゾーンでは、クアルコム、AMD、ASMLといった世界のトップグループ企業が一堂に会するほか、世界10大半導体サプライヤーの1つである日本のルネサスエレクトロニクスも初めて出展すると紹介。デジタル工業・自動化ゾーンではGE、東芝、ABBなどが参加し、GEは軽量化、航続性工場のために外側の鉄製ケーシングを除去したターボプロップコンセプトエンジンを初めて発表するとしている。
さらに、今回初めて設けられたAIゾーンには26社が参加し、フェイスブックから改名したメタなど16の初出店企業を含むと紹介。ゾーン内には12社合同によるAI体験エリアも設けられ、スマート交通、運動、オフィス、教育、娯楽、トレーニングなどのさまざまなシーンを体験できるほか、ロボットによるサッカー大会などのデモンストレーションイベントも開かれると伝えた。(翻訳・編集/川尻)
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