俳優・陸樹銘さん死去、1994年版ドラマ「三国演義」で関羽役、日本のゲームにも影響

Record China    2022年11月2日(水) 13時0分

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中国で1994年10月から95年2月にかけてテレビ放送されたドラマ「三国演義」で関羽を演じた俳優のルー・シューミン(陸樹銘)さんが1日、心筋梗塞のため死去した。66歳。

中国で1994年10月から95年2月にかけてテレビ放送されたドラマ「三国演義」で関羽を演じた俳優のルー・シューミン(陸樹銘)さんが1日、心筋梗塞のため死去した。66歳。

ルーさんは山東省青島市出身。80年に西安話劇院の試験に合格。89年製作の映画「古今大戦秦俑情(テラコッタ・ウォリア 秦俑)」では秦の始皇帝を演じた。

中国メディアの上遊新聞は1日、ルーさんが演じた関羽のイメージは日本のゲームにも影響を与えたとする記事を掲載。コーエーテクモゲームス(旧:光栄、コーエー)の歴史シミュレーションゲーム「三國志」シリーズに登場する関羽は、94年以前にリリースされた前4作と5作目以降では画風が明らかに異なり、ルーさんのイメージに照らして描かれたと思われるなどと伝えた。

新浪娯楽などによると、同ドラマで諸葛亮を演じたタン・グオチアン(唐国強)は「あまりに突然すぎて受け入れることができません」「彼がつくった関羽像は人々に深く印象として刻み込まれています」とするコメントを発表。劉備役のスン・イエンジュン(孫彦軍)は「多くの物事が複雑に絡まり悲痛の情をどう表現していいか分かりません。二弟(三義兄弟の次男である関羽のこと)どうぞ安らかに、ご冥福をお祈りします」としのんだ。

SNS上でもファンなどから「あまりに突然すぎます…‥」「永遠の関羽」「関羽は陸先生のはまり役でした」などの声が寄せられた。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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