anomado 2022年11月1日(火) 12時30分
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韓国・ソウルの繁華街の梨泰院(イテウォン)で発生した雑踏事故について、男性グループEXOに関わりのある3人が何の反応も示さないことに、香港や台湾メディアが批判的な記事を公開している。
先月29日夜、ハロウィンを前にして梨泰院に集まった人々が、折り重なるように倒れて犠牲になった事故では、150人を超える死者数が報じられている。この痛ましい事故について中華圏の芸能人もSNSなどを通じ、次々と哀悼の意を表している中、EXOの華人メンバーのレイ(張芸興/チャン・イーシン)および、元メンバーのルハン(鹿晗/ルー・ハン)、タオ(黄子韜/ホアン・ズータオ)の対応に注目が集まった。
現在は中国を拠点にそれぞれソロ活動を行う3人だが、本人あるいはマネジメント側の中国版ツイッター・微博(ウェイボー)アカウントを見ると、事故発生以降、自身のツアーのPRや、自ら手がけるファッションブランドの宣伝が上がっているだけで、事故には一切触れていない。この様子について、「芸能人として飛躍のきっかけを与えてくれた韓国で発生した大惨事に対し、あまりにも冷淡ではないか」などと、香港や台湾の複数のメディアが批判を含んだ記事を公開している。
こういった記事についてネットでは、「恩を忘れて現実的だ」などと非難の声も上がっているが、中国で2016年に始まったとされる「限韓令」(韓流禁止令)が続行中のため、韓国に関する発言には慎重になっていることの表れだと擁護する意見も多く見られる。(Mathilda)
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