Record China 2022年10月27日(木) 14時0分
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中国メディアの毎日経済新聞は21日、「父親が4歳娘の落書きを“パクって”描いたところ大人気となり、一番高いものは6666元(約13万5000円)で売れた」と報じた。
記事によると、浙江省杭州市でデザイン関係の仕事をしている金(ジン)さんは、1カ月ほど前に思い付きから4歳の娘の落書きを“まね”して10分ほどで描いた作品をネットに投稿。すると、多くの人にシェアされ、「いいね」の数は100万を超えた。
娘は日頃から、紙や段ボールなどに赤い小人や3本足の猫など自由に落書きをしており、それが金さんにインスピレーションを与えた。金さんはそれから、娘の絵をまねして描いたり、娘の絵から立体作品を作ったりするようになった。特に赤い小人がモチーフの絵はネットで話題を呼んだ。
作品を見たユーザーからは「娘が想像力を、父親が技術を出し、結合して唯一無二のアート作品になっている」との声が寄せられたという。
あまりの人気に、金さんは作品をネット上で販売してみることに。初めは1枚700~800元(約1万4000~1万6000円)に設定していたものの、購入希望者が後を絶たないことから値段を徐々に上げた。人気は増す一方で、20日までの3日間で数十枚が売れ、売り上げの合計は4~5万元(約80~100万円)に。一番高いものでは1枚6666元で売れたという。
現在は399元(約8000円)の複製画の販売も行っているほか、赤い小人のグッズ化も検討しているそうだ。
普段から自宅で絵を描いている父親の影響で、娘も絵を描くのが好きになり、ほぼ毎日好きな絵を描いているといい、娘の「作品」はすでに500枚ほどに上っている。金さんは妻と共に娘の作品展を開くことも考えているとし、「娘の作品はまだたくさんあり、発掘されるのを待っている宝物のようだ」と話したという。(翻訳・編集/北田)
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