円安で苦しむ人もいれば喜ぶ人も―華字メディア

Record China    2022年10月27日(木) 5時0分

拡大

華字メディアの中文導報網は24日、「円安で日本の労働者が苦しむ一方、訪日客は喜んでいる」とする記事を掲載した。

華字メディアの中文導報網は24日、「円安で日本の労働者が苦しむ一方、訪日客は喜んでいる」とする記事を掲載した。

記事は「継続的な円安に対するブレーキのかけづらさは、このところ関心を集めているニュースの一つだ」とし、円安が物価を急上昇させたのに加え、この約30年間、給料に大きな変動はなく一般労働者はしきりに悲鳴を上げていると説明。21日に発表された9月の消費者物価指数(生鮮食品除く)は前年同月比3.0%上昇となっており、記事は13カ月連続の上昇などと伝えた上で、「政府は『構造的賃上げ』を示し、日本銀行は超低金利政策で賃上げに有利な条件を提供しようと注力しているが実現の道は不明瞭で、物価上昇は国民に重い負担をもたらした」「とりわけ生活必需品を主とする商品の立て続けの値上げは家庭の購買力を弱めている」と指摘した。

一方、記事は「32年ぶりの円安は日本で働く人をさんざんな目に遭わせるが、訪日外国人客は喜んでいる」と述べ、円安で訪日客はショッピングを思い切り楽しめると紹介。11日に新型コロナウイルスの水際対策が大幅に緩和されたことに言及し、シンガポールからの観光客が1日で買い物に約140万円を使った例や、100万円準備しているというベトナムからの観光客が「ベトナムで30万円前後するiPhoneが日本では21万円で買える」としたことを伝えた。(翻訳・編集/野谷

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携