2022年10月25日、韓国・毎日経済は「新型コロナウイルスのパンデミックにより閉ざされていた国境が続々と開く中、韓国では10月の3週間の国際航空券の発券数が前年同期比1000％以上増加した」と伝えた。

韓国のチケット予約サイト・インターパークによると、10月に入って3週間に発券された国際航空券の発券数は前年同期比1336％増加した。前月比でも74．9％増加した。

路線別の割合は日本（48．2％）が約半数を占め、東アジア（36．2％）、欧州（5．6％）、オセアニア（5．2％）、米州（4．8％）が後に続いた。

日本行き航空券の発券数は前月より589．3％増加した。海外に向かう路線のうち100％以上の増加率を見せたのは日本のみだという。

インターパークは日本政府が11日から外国人旅行客のノービザ（査証免除）入国と個人自由旅行を認めたことや、最近の円安が影響を与えたと分析している。インターパーク関係者は「韓国と距離が近い日本と東南アジアの航空路線の人気が急上昇している」「合理的な価格で海外旅行が楽しめるように多様な航空券購買プロモーションを行っている」などと話したという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「ついこの間まで日本製品を不買していたのに、今は日本に行きたくて大騒ぎ」「国民のほとんどが日本製品不買運動をしていたのに、もう忘れてしまったようだ。あのときの気持ちを思い出してほしい」「ノージャパンをしていた人たちは日本に行かずに信念を貫くべきだ」「日本経済を支える韓国人たち」など不満げな声が上がっている。

また「やっぱりノージャパンは前政権があおっていただけ」「世界のどの国の国民よりも日本を愛する韓国国民」「尹政権が親日政策をしているのだから、日本に旅行に行く人たちを批判できない」「寒くなったから日本の温泉に行きたい」「観光客をカモにする済州島に行くくらいなら日本に行きたい」などの声も見られた。（翻訳・編集/堂本）