海外留学しているのに教室は中国人だらけ―中国メディア

Record China    2022年10月26日(水) 0時0分

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中国メディアの界面新聞は20日、英国に留学している中国人学生が「中国人だらけの教室」の映像を投稿したことを、「『逆留学』に価値はあるのか?」として伝えた。

中国メディアの界面新聞は20日、英国に留学している中国人学生が「中国人だらけの教室」の映像を投稿したことを、「『逆留学』に価値はあるのか?」と伝えた。

記事によると、映像は「100人近くを収容できる教室に中国人の学生がたくさん座っていて、授業を行ったのも中国人教師だった」ことを示すもので、撮影場所は英ノッティンガム大学。記事は「投稿者の路明非さん(仮名)にとって過去最多のコメント数を集めるコンテンツになった」とした他、「路さんが在籍する会計金融方面の修士課程の今年の学生数は約180人。うち160人は中国人で次に多いのが十数人のインド人、他は地元の学生だ。留学生の間でこうした現象は『逆留学』と冗談めかして呼ばれている」と紹介した。

この夏に英国生活をスタートさせた路さんは中国国内の大学院への進学を考えたこともあったが、2022年の全国の応募者は前年より21%多い457万人と記録を更新。一方、募集枠は約110万人で、記事は「目の前に横たわる現実はとても残酷だった」と指摘した。

また、「『逆留学』現象は学校や専攻の選択と大きく関係している。商科はずっと顕著な分野だった」と説明し、5年前に米国の大学院で金融を専攻した男性が「40人余りいた学生のうち三十数人は中国人だった」と話したことを紹介した。男性が出願した当時、この学校の中国人留学生数は全米3位とされていたという。

記事は、豪クイーンズランド大学の金融方面の修士課程で学んだ男性も「具体的な人数をはっきりと覚えてはいないが『中国人学生が一番多い』というのが直観的な印象」としたことを伝えた他、「一部学校のメディア専攻にも中国人留学生が押し寄せている」として、英リーズ大学の大学院で学んでいる学生が「30人いる学生のうち27人が中国人」とSNS上でつづったことを紹介した。(翻訳・編集/野谷

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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