Record China 2022年10月25日(火) 5時0分
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インドネシアと中国の鉄道建設大手、中国中鉄の合弁会社が建設を請け負い、インドネシアの首都ジャカルタと約142キロ離れた西ジャワ州の主要都市バンドンを結ぶ高速鉄道は2016年に着工した。
ジャカルタの中国大使館によると、工事の進捗率は現在、約90%に達し、23年6月の開業を目指している。
最高時速350キロメートルで、在来線では3時間余りかかるジャカルタとバンドンの区間を約40分で結ぶ。
中国ウェブメディアの極目新聞によると、インドネシアのジョコ大統領は13日、バンドンで同鉄道の工事現場を視察し、「東南アジアで最初の高速鉄道となる。建設は概ね順調に進んでいる」と述べた。
中国紙・環球時報(電子版)は22日付記事で、同鉄道について伝えた海外メディアの報道を取り上げた。
それによると、米外交誌のザ・ディプロマットは、同鉄道について「東南アジアで最速の列車になる」と報じた。香港紙のアジアタイムズは、台湾のコメンテーター、頼岳謙氏の話として、11月にインドネシアのバリ島で開催される20カ国・地域首脳会議(G20サミット)で同鉄道がお披露目されることは「非常に重要」であり、「中国の高速鉄道はすでに準備が整った」ことを中国が世界に向けてPRできることを意味すると報じている。(翻訳・編集/柳川)
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