中国人留学生が反中国大陸や「台湾独立」支持を理由として韓国の大学から退学処分を受けたとする記事が、中国ポータルサイトの網易に14日付で掲載された。

韓国湖南大学の国際交流処が発表した「処分公告」によると、経営学部に在籍していた中国人男子学生は1日、宿舎内でルームメートと口論になった。

学生は同日午後4時ちょうど、スマートフォンで中華民国国旗の画像を開くとともに中華民国讃歌の「中華民国頌」を流した。

その後、インスタントメッセンジャーアプリ「微信（ウィーチャット）」のタイムライン機能「モーメンツ」に反中国的なコメントを投稿。同6時30分ごろには中華人民共和国国旗で自分の靴を拭くなどし、ルームメートを強烈に不快にさせ、怒りを買った。

公告は、「中韓両国が友好的に国交を樹立してからの30年余り、韓国は一つの中国原則を支持してきた」とし、「当該学生による一連の反中国的な言行は、留学生の生活秩序を著しく乱しただけでなく、公憤も引き起こし、（当該学生は）留学生宿舎の管理規則に何度も違反し、積極的に反省したり過ちを補ったりしないだけでなく、著しく不良な影響ももたらした」と指摘。留学生管理条例に基づき、当該学生を退学処分とすることを決定したと発表した。（翻訳・編集/柳川）（翻訳・編集/柳川）