Record China 2022年10月17日(月) 9時0分
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フォーブスが発表した「世界最高の雇用主ランキング」では、ファーウェイが中国企業トップの世界23位を獲得した。写真は広東省深セン市内の同社本社。
米経済誌フォーブスがこのほど発表した「世界最高の雇用主ランキング」では、中国企業として華為技術(ファーウェイ)が最高位の23位の評価を受けた。日本企業としては本田技研工業の34位が最高だった。
フォーブス ジャパンによれば、従業員からの評価を基準に、多様性や平等さ、包摂性なども含めて評価を定めた。上位企業の多くは、コロナウイルス感染症の出現で急速に進行したリモート勤務などの増加などの状況に対応して、職場環境における企業文化のあり方を模索しているという。
調査は独系調査会社のスタティスタと提携して、世界57カ国・地域の役職員15万人以上の企業を対象に調査を実施した。発表されたのは上位800社だった。
世界1位の評価を得たのは、韓国のサムスングループだった。ただし韓国企業で最上位50位以内に選ばれたのは、同社だけだった。
なお、世界2位から5位まではマイクロソフト、IBM、グーグルを運営するアルファベット、アップルで、世界の上位5位まではいずれも、IT技術に関係する企業だった。
中国企業で評価が最も高かったのは通信機器製造などを手掛けるファーウェイの23位だった。その他の中国企業では、電子商取引プラットフォームを運営する京東商城(JD.com)が30位、インターネット企業の騰訊(テンセント・ホールディングス)が47位で、中国企業は計3社が50位以内にランクインした。
日本企業では、本田技研工業の34位が最高位だった。日本企業では、他に楽器類や音響製品、スポーツ用品を製造販売するヤマハが36位だった。日本企業で上位50位内にランクインしたのは2社だった。
上位50社の中で国と地域別で最も多かったのは米国企業の22社だった。
ファーウェイは、オランダに本社を置くトップ・エンプロイヤー・インスティチュートが1月に発表した雇用主ランキングでも、3年連続となる「欧州トップ・エンプロイヤー」と認められた。また同時に、ベルギー、フランス、ドイツ、英国など、個別の欧州10カ国における「トップ・エンプロイヤー」と認められた。(翻訳・編集/如月隼人)
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