中国でシャインマスカットに続き秋月梨の価格も下落か―中国メディア

Record China    2022年10月12日(水) 7時0分

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10日、現代快報は、中国でシャインマスカットに続き「梨のエルメス」と称される「秋月梨」の価格も下落していると報じた。写真は秋月梨。

2022年10月10日、中国メディアの現代快報は、中国でシャインマスカットに続き「梨界のエルメス」と称される「秋月(あきづき)梨」の価格も下落していると報じた。

記事は、「梨界のエルメス」と称される秋月梨の価格暴落が近ごろネット上で注目を集め、議論を呼んでいるとした上で、実際に江蘇省南京市のスーパーマーケットをのぞいてみたところ、秋月梨は商品棚の目立つ場所に陳列され、他の果物とは異なりバラの量り売りはされず、2.4キロ入りのものが1箱59.9元(約1200円)、250グラムの果実が2玉乗った皿が16.9元(約340円)で売られていたと紹介。店員に尋ねると、秋月梨の価格はやや下がっているものの、それでも梨の中では高価格帯に位置するとの回答があったと伝えた。また、果物専門店でも秋月梨は「センターポジション」を確保しており、500グラム当たりの価格は15.8元(約320円)と他の梨より値段が高かったことを紹介している。

その上で、同市の農作物物流センター関係者が秋月梨について「海外原産で、中国では山東省一帯で栽培されている。皮が薄く、果肉はサックリしていてなおかつみずみずしくきめ細か、糖度は普通の梨より高いほか、保存性にも優れているので市場で人気だ」と解説し、シャインマスカット同様に栽培面積の拡大に伴って年々価格が低下傾向にあるとする一方、梨は栽培サイクルが長いために「値下がり幅はシャインマスカットほど顕著ではない」と語ったことを伝えた。

記事はまた、市場には秋月梨と形状が似ている一方で食味、食感が劣り、価格も3〜5割ほど安い「平価な代替品種」が複数存在しており、秋月梨を買い求める際に間違えて代替品種を購入しないよう注意を呼び掛けた。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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