海外進出加速のBYD、欧州レンタカー大手に新エネ車10万台供給へ―中国メディア

Record China    2022年10月12日(水) 10時0分

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9日、界面新聞は、中国の電気自動車大手BYDが、欧州最大のレンタカー会社に新エネルギー車10万台を販売する契約を結んだと報じた。

2022年10月9日、界面新聞は、中国の電気自動車(EV)大手BYDが、欧州最大のレンタカー会社に新エネルギー車10万台を販売する契約を結んだと報じた。

記事は、BYDが先日、欧州のレンタカー会社シクストSEと提携合意を結び、今後6年間で少なくとも10万台の新エネ車をシクストSEに供給することになったと紹介。供給予定のモデルはコンパクトSUVの「ATTO 3」(中国名「元PLUS」)で、第 1弾として今年10〜12月に数千台を納品し、ドイツ、英国、フランス、オランダに配置される予定だと伝えた。

シクストSEは1912年創業のドイツに本社を構えるレンタカー大手企業で、世界100余りの国・地域に2100の営業拠点を持ち、企業、個人向けに高級車のレンタカーサービスを提供している。記事はシクストSEがBYD製自動車を提供する欧州初のレンタカー会社になる見込みで、BYDとの提携をきっかけに車両の電気自動車(EV)化を促進し、2030年までに所有車両の70〜90%をEVとする目標を立てているとした。

また、BYDについて「世界でいち早く化石燃料車の生産停止を宣言した自動車メーカー」であるとし、EVの世界的普及が進む中で海外戦略を加速していると解説。今年8月にはスウェーデンのディーラーであるヘディン・モビリティと提携してスウェーデンとドイツで新エネ車を発売することを発表したほか、オランダのラウマンやデンマークのニック・クリスティアンセンなど欧州の複数のディーラーと販売提携合意を締結したと伝えている。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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