人民網日本語版 2022年10月9日(日) 21時30分
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国慶節に合わせて10月1日から7日までが7連休となった中国では、国内旅行者数が延べ4億2200万人、国内観光収入が2872億1000元(1元は約20.4円)に達した。
国慶節(建国記念日、10月1日)に合わせて10月1日から7日までが7連休となった中国では、国内旅行者数が延べ4億2200万人、国内観光収入が2872億1000元(1元は約20.4円)に達した。地元旅行や近場旅行が依然としてメインの選択肢となり、郊外でのキャンプが人気となったほか、定番の観光地ではないニッチな旅行先が検索のトレンド入りした。
今年も地元旅行や近場旅行がメイン 郊外でのキャンプが人気に
新型コロナウイルス感染症の影響で、今年も地元旅行や近場旅行がメインとなった国慶節7連休。省またぎの旅行と省内の市またぎの旅行に出かけた人の数が前年同期比でそれぞれ14.4ポイント、9.5ポイント低下した。
中国文化・観光部(省)の統計によると、人気旅行先トップ3は、都市郊外の公園(23.8%)、都市周辺の農村(22.6%)、都市の公園(16.8%)だった。
近場旅行が人気となったのを背景に、キャンプが引き続き人気を集めた。オンライン旅行会社の「携程」の統計によると、国慶節7連休中、キャンプ旅行の予約数が前年同期比で10倍以上となった。うち、地元でのキャンプが8割近く、市外・周辺でのキャンプが15%を占めた。キャンプの費用は一人当たり約650元で、中秋節(旧暦8月15日、今年は9月10日)に合わせた3連休に比べて約30%増となった。
地域別で見ると、7連休中、キャンプが最も人気となったのは上海市、広東省、北京市、浙江省だった。うち、上海が46%を占めた。また、親子でのキャンプが3割以上を占めた。
ニッチな旅行先が検索のトレンド入り
国慶節7連休中、ニッチな旅行先が若者の間で人気にとなり、検索のトレンド入りを果たした。多くの若者は大都市から小都市に殺到し、低価格で高級ホテルのサービスを満喫した。
旅行予約サイトの「Qunar.Com」では、7連休中、ニッチな都市のホテルの宿泊予約数が前年同期比で3割以上増となった。うち、高級ホテルの予約数が大幅に増加し、前年同期比で4割増となった。
甘粛省臨夏市、寧夏回族自治区石嘴山市、青海省海北チベット族自治州、内蒙古(内モンゴル)巴彦淖爾(バヤンノール)市、四川省遂寧市の4つ星ホテルと5つ星ホテル予約数が前年同期比でいずれも10倍以上となった。
アウトドア・スポーツがトレンドに
また、今年の国慶節は「カジュアルなアウトドア」を楽しむための近場旅行も人気となった。例えば、2、3日間ほどかけて出かける近場の山登りやトレッキングが、アウトドア愛好家の間で人気を集めた。
携程網の統計によると、7連休中、浙江省、北京市、広東省の周辺アウトドア旅行の予約数が前年同期比でそれぞれ222%増、100%増、70%増となった。雲南省や安徽省、江西省、湖南省、四川省などの周辺カジュアルなアウトドア旅行が最も人気を集めた。このほか、フライングディスクやカヌー・カヤック、サイクリングなどが都市で人気のスポーツとなり、7連休中、関連商品の売上高が前年同期比で425%増となった。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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